GOONNIGHT 軍旅舍
台湾独自の「眷村(軍人村)文化」、
日本式宿舎にある台湾の物語 — 左營眷村
左營眷村へいらっしゃい!
1日がかりのゆったり生活
「眷村」とは台湾独特な文化建築、日本時代早期の軍事官僚の宿舎である。よってどの眷村も軍事施設の近くに建てられた。日本時代が終わった後、1949年国民党政府が台湾に来た時、当時日本人が使用した方法をそのまま使用し、軍人式住居の家として使われ続けた。
1996年、眷村は次第に老朽化し、都市再開発や土地改革、安全性を考慮するなど様々な社会的要因により、台湾は「眷村の再建」が実施され始めた。
元々台湾には879を超える眷村、全部で98,535戸あった。眷村再建後、眷村は一つ一つ取り壊されていき、現在台湾に残っている眷村は、ほんの数カ所だけとなっている。高雄は全台湾の中でも最も眷村戸数が多い地区で、陸軍(鳳山)、海軍(左營)、空軍(岡山)と軍の種類も最も完璧に揃っている。
現在、左營と鳳山の眷村は、高雄の重要文化財に名を連ねている。2013年から高雄市政府文化局は「以住代護計畫(住むことで守る計画)」を推し進めており、民衆は計画書が通れば、日式平家に憧れる現代人は、無料で住めるチャンスがある。
古いものと新しいものの間
室内外は200坪近い空間があり、四方八方迷路のようだ。
Justinは「修復工事で最も難しかったのは、この空間の大きさを『把握すること』が必要だったこと。」と話した。歴史建築物のため、部分的に最も当時に近い状態に修繕する必要があったし、また、ある時は現代人の使用方式に改修する必要もあったからだ。
こだわりと時間の間
空間がとても大きく、最低限の資本で行わなければ、団体の予算を超えてしまう。漢雍は「だからここのほとんどは、自分たち4人でやったんだよ。」と話した。節約は必要だが、この空間は絶対「満足しないもの」で作ってはいけないと思っていた。すべてにおいて手を抜いてはいけない。多くのことをやりながら学んで修繕していった。このこだわりのため、1年近く修繕の時間が延長してしまった。以住代護計畫(住むことで守る計画)は5年(修繕期間を含む)の計画書を提出していたが、これでもう残り3年と少しになってしまった!
生活と現実の間
宜礽「今この生活を始めた後、眷村の宿舎はそれぞれの独立性が非常に強いと気づいた。しかし『共有』せずにはいられない形式だった。」今、人々は他の方々との共同生活をを楽しみにしている人が増えている。過去の眷村の生活形態がちょうど私たちが楽しみたい生活様式にあっているため、団体の「Share House」の概念と最適だった。
Goonnight!
眷村に泊まりにきて、あなたの周りの人におやすみを伝えよう。
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好きな場所